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SOPT news -- 2007/4/24 【ピューリフィケーション研究会】


ピューリフィケーション研究会(SOPT)会員の皆様へ
 
◎ちょっと一言
 HEPAフィルターは1914年英国で開発され歴史は古い。戦争中にろ過技術が必要
となったため開発されたらしい。まさに国家的技術開発だったという。現在まで
はガラス繊維に複合濾材をまぶしたものであるが、ガラスに硼珪酸ガラスを使用
していたために硼素(ボロン)がフッ酸などとの反応でにより放出されるために
ケミカル汚染源となった。このため最近ではボロンレスフィルターが主流となっ
ている。フィルターの濾材は複数のガラスウール繊維を混合しバインダーにて接
着することで、必要な捕集効率と圧力損失をキープすることで作られる。ガラス
ウールは一定の強度を保つために太い繊維が7〜9μm、短繊維が0.5〜0.9μmを
混合させたものである。HEPAフィルターは一般に圧力損失が大きい。フィルター
濾材はプリーツ状に多数折り込まれており、フィルター面風速に対し濾材通過風
速は約1/30に設計されている。プリーツ状とすることで、かなりの大表面積とな
っている。
 1000000個/cf、0.5μmでの寿命は108日であるが、クラス1000以上の高清浄度
室では半永久となる。と、言うことはHEPAは目詰まり起こしやすいという過去の
経験はよく考えれば当てはまらない。プリーツの技術により大面積になったのは
ほんの数十年前で大躍進。だから、安心してHEPAを使いこなす時期が来たと思う
。最近は需要も増え生産技術も向上したのでHEPAの値段も下がっているしさらに
大躍進。それに掃除機に取りつけても「ダニ取り」効果抜群!健康面でも貢献し
ている。HEPAとはHigh Efficiency(高効率)のParticulate Air Filter(微粒
子除去フィルター)のことだから至極当然にも思える。

ヘッドライン
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■ 変種変量生産時代の局所クリーン化生産方式
  第11回「デジタル歩留まりとアナログ歩留まり」

●『第10回 SOPT Q&Aセミナー』のお知らせ
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以下本文
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■ 変種変量生産時代の局所クリーン化生産方式
  第11回「デジタル歩留まりとアナログ歩留まり」
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                     (独)産業技術総合研究所 原 史朗
 普通歩留まりと言うと、50%を何とか儲かるところへ持って行くというか言
う話で、上限が100%の良品か不良品かの二者択一の、いわばデジタル歩留ま
りの話を言います。これですと、いくらがんばっても90%を超えたら、クリー
ン化を含む不良率改善の仕事がとてもきつくなります。しかも100%で天井に
達してしまいます。クリーン化業界では、これまでこのデジタル歩留まりの改善
が大義名分であったわけです。これに対して、最近では、アナログ歩留まり(特
性ばらつき)が、半導体業界で大問題になっています。つまり、良品の中にも性
能の良いものと悪いものが出来てしまうのです。その性能で、商品であるチップ
の価格が大きく違うので、重大です。同じプロセスで造ったCPUの動作周波数
が2GHz(1,2万円)〜4GHz(10万円)とばらついたり、DRAM内
の個別のメモリセルの保持時間が秒単位からmsecと何桁もばらついたりする
のも、アナログ的な歩留まりの代表例です。これらの改善こそ、商品価格自体を
左右する新しい課題であり、今後のクリーン化業界のテーマとなるべきものです。

◎この続きはこちら: http://www.puriken.org/minien-11.htm

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●『第10回 SOPT Q&Aセミナー』のお知らせ
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本セミナーは、ピューリフィケーションに係わる専門分野の基礎から応用に至る
まで、各分野のスペシャリストにわかり易く解説していただくとともに、様々な
観点からの質問にお答えができる時間を充分に設けました。

開催日時:2007年6月8日(金)、10:00−17:00
開催場所:福岡駅周辺
講演予定(敬称略):
「これなら分かる半導体製造プロセス」
              (株)産業タイムズ社 半導体産業新聞 松下晋司
「半導体製造プロセスのクリーン化とウェーハ表面汚染評価技術」
                 (株)東芝 セミコンダクター社 嶋崎綾子
「循環システムにおけるフィルタとポンプの効果」
             日本インテグリス(株)応用技術開発本部 千葉幸司
「静電気の基礎知識と対策方法の基本」
               三菱電機(株)パワーデバイス製作所 園田信夫

◎詳しくは5月のSOPTニュースでご案内致します。乞うご期待!


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最終更新日 : 2008/01/09